
近年、生成AIやクラウドサービスの普及により、医療現場でもデジタル技術の活用が急速に進んでいます。
文章作成や情報整理、業務効率化など、生成AIは医療現場においても大きな可能性を持つツールです。
一方で、
「患者情報を入力しても大丈夫なのだろうか?」
「SNSに院内写真を投稿するときに気を付けることは?」
「生成AIの回答をそのまま利用しても問題ないのか?」
といった不安や疑問の声も増えています。
医療機関では、患者さまの大切な個人情報を取り扱っています。
そのため、ひとたび情報漏えいや事故が発生すると、患者さまへの影響だけでなく、病院やクリニックの信頼にも大きく関わります。
さらに近年は、ランサムウェアによる診療停止やサイバー攻撃による被害も社会問題となっています。
しかし、実際に発生する情報事故の多くは、高度なサイバー攻撃だけが原因ではありません。
「知らなかった」
「ルールを理解していなかった」
「ついうっかりしてしまった」
そんな日常の小さなミスが、大きな事故につながることも少なくありません。
現場で感じた“教育の大切さ”
私たちはこれまで、情報セキュリティ監査やISMS運用支援を通じて、企業や医療機関の情報管理体制づくりをお手伝いしてきました。
その中で強く感じたのは、システムやルールを整備することと同じくらい、現場で働く一人ひとりの情報リテラシー向上が重要だということです。
どれだけ優れたシステムを導入しても、使うのは人です。
だからこそ、「現場の皆さまが理解しやすい形で学べる機会が必要なのではないか」と考えるようになりました。
「禁止」ではなく「安全に活用する」
生成AIについても同じです。
新しい技術だからといって、ただ禁止するだけでは業務改善や働き方改革の可能性を失ってしまいます。
大切なのは、
・何が危険なのか
・どのような使い方が問題になるのか
・どうすれば安全に活用できるのか
を正しく理解することです。
私たちは、生成AIを含めたデジタル技術を「安全に便利に活用する」ための考え方をお伝えしたいと考えています。
医療現場のための勉強会をスタートします
そこでこのたび、病院・クリニック・介護施設など医療関連機関の職員の皆さまを対象に、
「生成AI・情報リテラシー&セキュリティ勉強会」
を開始することになりました。
テーマは、
今知っておきたい生成AIの基本
医療従事者のための個人情報入門
医療現場のヒヤリハットから学ぶ情報管理
写真・LINE・口コミ時代の情報リスク
AI時代に求められる病院のセキュリティ基礎
など。
IT担当者向けの専門的な内容ではなく、医師・看護師・事務職員の皆さまが日常業務の中で実践できる内容を中心にお伝えします。

最後に
医療現場におけるデジタル活用は、これからますます進んでいくと思います。
だからこそ、「便利さ」と「安全性」の両立が大切です。
Trouvezでは、AI活用支援や情報セキュリティ支援を通じて、医療機関の皆さまが安心してデジタル技術を活用できる環境づくりに取り組んでまいります。
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
*ーーーーー 講師 ーーーーー*
川辺 喜悦(かわべ よしえ)
Trouvez エグゼクティブマネージャー
JRCA登録 ISMS審査員(ISJ-B09871)
2019年早稲田大学社会科学部卒業。学生時代よりシステム監査企業にてセキュリティ対策・IT教育・セキュリティ監査支援に従事。2020年にTrouvez創業へ参画し、自社プロダクト開発や特許取得プロジェクトを推進。
情報セキュリティ監査・ISMS運用支援を中心に、企業・医療機関向けのリスクマネジメント支援を実施。
生成AI活用支援や情報セキュリティ教育、内部監査研修などを通じて、組織における「安全なデジタル活用」の推進に取り組んでいる。
【本件に関するお問い合わせ先】
Trouvez合同会社
https://www.trouvez-tll.com
担当:小泉 愛
TEL:090-4004-0432